

記事の内容
今回は、営業ロープレでうまくいかない方、頭が真っ白になってしまって何を話していいか分からない方向けに、「無理に改善しなくていいんだよ」というお話をします。
記事を読んでくれている方の中には、営業をやっていて、ロープレがすごく苦手な方が多いのでは無いでしょうか。
ロープレって、人前で提案してそのフィードバックを即座にもらうと言うシステムなので、確かに自分の改善点・強みがはっきりと分かるものなのですが、別に営業って大勢の前でやるわけでもないし、条件設定がそもそも特殊ですよね。
そんなあなたへ、3つのエールをお贈りします。
ロープレをうまくやる「ノウハウ」ではなく、辛い状況を乗り越える「考え方」のお話です。
なので、技術向上の術を知りたい!という方は、別の記事を探された方が良いかもしれません。
ロープレをやらなければならない方や、すでにやったけど失敗して恥かいてしまった!というような、今置かれている状況に悩んでいる方には、きっと少しは自信になると思いますので、悩んでいる方がいたら最後まで見ていただければと思います。
ロープレがうまく行かないと悩んでいる方へ贈る、3つのエール
- ロープレに参加している時点で「勝ち組」
- 失敗したって、人はそんなに覚えていない
- 極論、ロープレなんぞ「たかがロープレ」
昨日ロープレだった方も、来週ロープレがある方も、お疲れ様です。
ロープレ、難しいですよね。
同じメンバーでずっとやるならまだしも、常にあまり知らない社員の前でやるのは非常に疲れます。
1つずつ考え方のポイントを見ていきましょう。
ロープレに参加している時点で「勝ち組」
すでにあなたは、ロープレに悩みを持っている時点で「勝ち組」です。
人は、できれば何もしたくありません。
楽に生きて、楽しいことしかしたくありません。
ですが、あなたは今、運命的に「ロープレをする」という状況に置かれています。
つまり、人生においてそれが必要であると自分の「運命」が決めたのです。
それは、あなたの力の無さをひけらかすためではありません。
「もっと成長できるんだよ」というあなた自身の素晴らしさが引き出されるチャンスをもらっているのです。
この先成長できない人には、そのような状況は絶対訪れません。
悩み人
このように思っている方もいるでしょう。
ですが、ロープレをやる会社に入ったということも、またそれはあなたの運命です。
運命は変えられますので、今後ロープレをやらないような部署、会社へ移ることもできます。
ですが、「今、まさに目の前にやってきた困難」に向き合うことによって、運命を変えることができるのです。
かの有名な心理学者、カール・グスタフ・ユングはこのように言っています。
あなたが向き合わなかった問題は、いずれ運命として出会うことになる
なので、「ロープレが嫌だな〜」と思っている方、あなたはすでに勝ち組です。
この先もっともっと成長して輝く人になれる証拠なので、むしろその状況に感謝できるといいですね。
どうせ後からやってくるのであれば、「今」成長しちゃいましょう!
失敗したって、人はそんなに覚えていない
ロープレが嫌な理由って、「人からどう見られるか」を気にする自分がいるからですよね。
全く知らない人の前でやるロープレと、ちょっと知っている人がいるロープレだったら、実は後者の方がやりづらかったりします。
知人の前で恥をかくのは怖いので、心が萎縮してしまいます。
ですが、知人であったとしても、「どう思われるか」なんて極論どうでもよくないですか?
ちょっと強めの表現になりましたが、あなたの人生において、今後も毎日一緒にいる人ではない可能性の方が高いし、
1年後には誰もその日のロープレのことなんて覚えていないですよ!
失敗したことを覚えているのは、他の誰よりも自分なんです。
失敗すると、その分成長できます。他の人が聴衆として座って見ているだけなのに対して、あなたは挑戦しました。
勇気を出して、逃げずに、戦いました。
それってすごいことです。
必ず、あなたにとっての財産として返ってくるので、気楽に構えていましょう。
極論、ロープレなんぞ「たかがロープレ」
ロープレでうまくいったからといって、本番でうまくいくとは限りません。
ロープレでうまくいかなかったからといって、本番でうまくいかないとは限りません。
よく、「練習でうまくいかないのに、本番でうまくいくわけないだろ!」と叱責する人がいますが、
僕はその考えには反対派です。
人は、その環境によって輝ける環境が違います。
人前で輝く人もいれば、1:1で輝く人もいます。
万人に共通する環境なんてないのです。
そんなことをいう人は、「ちょっと古い考え方だな」と思って聞き流しましょう。
ロープレは、確かに練習すればうまくなります。
ですが、うまくなるのはあくまで「ロープレ」。
ロープレの達人になったって、使える局面は限られてきます。
あまり重く受け止めず、気楽に乗り切りましょう。
きっと、あなたの人生がこれからもっと輝くでしょう。
それでは!
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